2014年12月28日日曜日

福岡の八幡宮

筥崎宮 寺・神社
2014年の年末の12月に訪れました。
福岡県福岡市に有る八幡宮です。
あまり目にしない「筥」(はこ)の字は円筒状の容器を意味します。「筥崎」は応神天皇陛下の産まれたときの胞衣(えな)を筥に入れて、この地に埋めたことに因むそうです。胞衣は胎盤等のことだそうです。極めて恐れ多い地です。
JR鹿児島線の箱崎駅、福岡市営地下鉄箱崎線の箱崎宮前駅が最寄りで、アクセスしやすい神社です。
境内でまず目にするのが、楼門に掲げられた「敵国降伏」の扁額です。元寇の際に亀山上皇陛下が「敵国降伏」を祈願され、この扁額が掲げられたそうです。
当時は元寇という日本国の危機でした。日本が神様と一緒に一丸となって戦った結果、超大国 元に対し、日本が勝ちました。
楼門前で参拝しました。福岡空港が近く、着陸する飛行機の雄姿がしばしば見られました。
境内には筥を埋めた地のしるしの筥松、高さ約6mの亀山上皇尊像等が有ります。境内はコンパクトで、短時間で参拝できました。
参道を本殿とは逆の方向にしばらく歩きました。国道3号線沿いに大きな鳥居が立っています。
国道3号線を渡ると、広い駐車場のような場所が有り、そこに入れました。先に水面が見えます。さらに歩くと、水際に到着しました。赤い鳥居が立っています。ここの砂は真砂(まさご)であり、有り難い砂です。
水面は博多湾です。この海はちょっと残念。目の前に高速道路が通っており、酷い景色です。海水もあまり綺麗ではありませんでした。かつては白砂青松の美しい海岸線だったそうです。今後、なんとか綺麗にしてほしいです。今は想像力で白砂青松をイメージしましょう。

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