2019年8月24日土曜日

湖面をのんびりと

交通 > 乗り物 湯西川ダックツアー 水陸両用バス (ユニシガワダックツアー スイリクリョウヨウバス)
利根川の支流鬼怒川の上流にはダムがいくつも有ります。湯西川ダムの五十里湖や川治ダムを巡る水陸両用バスのツアーが有ることを知りました。事前に予約して、夏の旅行で訪れました。私達の料金は1人3,300円でした。
私は水陸両用バスに単に乗ることは良しとはしません。アクセスが不便なダムを水陸両用バスを使うことで、陸上と湖面を効率的に観光できることから、このツアーは良いです。
野岩鉄道会津鬼怒川線の湯西川温泉駅は葛老山(かろうやま)下のトンネル内にプラットホームが有ります。でも、トンネル出口に近く、ホームから外の青空が見えました。ホームからはエレベーターまたは階段で地上に上がります。湯西川温泉駅の隣に道の駅湯西川が有ります。つまり、鉄道駅と道の駅が並んでいます。線路はこのトンネルを出ると、五十里(いかり)湖を渡る鉄橋を渡ります。
この水陸両用バスツアーは「ダックツアー」であり、大阪の日本水陸観光(株)によるものです。道の駅湯西川の入った所にダックツアーの窓口が有り、そこでチケットを受け取りました。時間厳守です。
この水陸両用バスはいすゞのトラックを米国の水陸両用車メーカーが改造したものだそうで、1台1億円だそうです。荷台だった所が座席で、少々高いです。タラップで上がりました。好評のようで、満席でした。
自動車と船のそれぞれの法律に従う必要が有ります。運転手は第2種の大型自動車免許と特定の船舶操縦士の免許が必要です。
ガイドさんのガイド付きでした。窓にガラスが有りません。雨のときはびしょびしょになるそうです。道路走行中はシートベルトの装着が必要です。良い天気で、風が気持ち良かった。まず、五十里ダムの五十里湖沿いを走りました。ここは江戸から約50里200kmだそうです。
葛老山の道路トンネルをくぐり、川治ダムへ行きました。このツアーは川治ダムでの下車見学付きでした。川治ダムでヘルメットを被り、ダム堤内のエレベーターで地上60mまで下りました。ダム堤に貼り付いた作業用のキャットウォークを歩いて見学しました。川治ダムはアーチ式ダムで、堤高140m。アーチ式ダムでは国内4位であり、堤高順で国内15位とのこと。なお、15位が4ダム有ります。このダムは上端がオーバーハングしており、その下が雨に濡れず、真っ白で綺麗です。雨やダムからの飛沫が掛かる所は黒く変色していました。
再びバスに乗り、湖面へ向かいました。子供は子供用のライフジャケットを着ていました。ガイドさんよりライフジャケットの説明を聞きました。他にもスタッフが付いており、軽自動車で伴走していました。ゲートより管理用斜路を下りました。
3、2、1、ゴーの掛け声とともに、湖面に漕ぎ出しました。ウォータースプラッシュということで、凄い飛沫でした。船のときはシートベルトを外します。のんびり湖面を進みました。水面が近いのが良かった。綺麗な湖面でした。鹿、カモシカ、ツキノワグマが周囲に居るそうですが、見付けられませんでした。のどかな遊覧を楽しみました。
この後、道の駅へ戻って、ツアーはお終いでした。もっと他のダムも巡りたかったけど。およそ90分間でした。ダラダラしないのも良かった。



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