王宮からこのゲッレールト山の緑が見えていました。見えると、行きたくなりました。
「Gellért-hegy」は「ゲッレールト山」と訳すのが正しいようです。
ガイドブックの地図を見ながら、慎重に登り口を見出しました。
よく整備された公園内の道を上りました。この山はお椀を伏せたような形で、下半分は崖のようになっています。道から見下ろすと、おっかなかった。
中腹に聖ゲッレールトのモニュメントが有ります。聖ゲッレールトは11世紀の頃、国王に招かれたイタリア人のキリスト教伝道師でしたが、暴徒に殺されてしまったそうです。十字架を掲げた聖ゲッレールトの銅像が立っています。
しんどい上りが終わりました。頂上は235mで、シュロの葉を掲げた女性像とツィタデッラ要塞が有ります。女性像はナチスからブダペストの街を開放したソ連軍の慰霊碑として立てられたそうです。
要塞は楕円形で、その周りを一周してみました。要塞には入ったり、上ったりはできませんでした。無数の砲弾の痕が刻まれています。
各方向の景色が素晴らしかった。所々に鮮やかな屋根が見えました。鮮やかなタイルの屋根です。
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