ブダペストの2日め、「みゅう」の「ブダペスト王宮の丘ウォーキングツアー」という現地ツアーを利用しました。2時間のみのコンパクトなツアーです。料金は1人35ユーロ。
ちょっと早めの早朝、デアークフェレンツ広場(Deák Ferenc tér)から市バス16で王宮の丘へ向かいました。この市バス16が王宮の丘を巡る便利なバスです。散策するため、集合場所の手前のDísz térで下車しました。しばらく、辺りの散策しました。
王宮の丘の上の漁夫の砦やマーチャーシュ教会の近くに有る集合場所のヒルトンブダペストへ行き、8時50分にガイドさんと合流しました。
まず、漁夫の砦へ行きました。9時以降は有料となるそうですが、8時50分なら無料とのこと。漁夫の砦は史跡としての意味は無く、観光用の飾りだそうです。この近くではドナウ川で漁を営む漁夫が住まい、魚介類の市場が有ったことに因んだ名称だそうです。白いトンガリ屋根が素敵です。
ガイドさんはハンガリー人の女性で、日本語が上手でした。
次に、マーチャーシュ教会へ行きました。拝観料はガイドさんが支払っており、このツアー料金に含まれていました。
混雑する前に写真を撮るよう薦められました。
とても古い歴史有る教会であり、伝承では1015年の建造とされているそうです。「聖処女マリア教会」が正式名称で、「マーチャーシュ」は15世紀のハンガリー王マーチャーシュが増築を命じたことに因むそうです。王の戴冠式や結婚式を行う教会で、カトリックの教会です。
聖堂の一角にオスマン軍からの奪還に繋がったと言われている黒いマリア様像がいらっしゃいます。2階には王冠のレプリカや王妃エルジェーベトの展示等が有ります。
修復工事が完了しており、白亜の尖塔が輝いていました。目を見張るのは、屋根を覆うジョルナイ社製のカラフルなタイル。天気が良くて、青空に映えていました。美しい建物です。
ガイドさんから詳しい説明を聞けて、勉強になりました。ハプスブルク家及びハンガリー王国の最後の国王であるカローイ4世の話を聞けたのが印象的でした。
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