ブダペストの2つめの観光はこのシナゴーグへ行きました。
ハンガリーには古くからユダヤ人が住まわれていました。今のハンガリー国内のユダヤ人は4.8万人だそうで、多くはありませんが。ブダペストにはユダヤ人街が形成されており、シナゴーグが複数有ります。
シナゴーグはユダヤ教の会堂です。ユダヤ教の一派として始まったのがキリスト教だそうですが、ユダヤ教はキリスト教と違い、神様の偶像が有りません。そういうユダヤ教に私は関心が有ります。ブダペストの人は「ジナゴーグ」と言っていました。
このドハーニ街のシナゴーグは世界で3番めの規模であり、ヨーロッパ最大のものだそうです。2964席有るそうです。
観光での入場には拝観料が必要で、1人4,000フォリントと、かなり高額でした。入り口に空港のようなセキュリティーゲートが有り、荷物チェックも厳重でした。
男性はキッパーという帽子のようなものを被らなければなりません。入り口で無料でキッパーを借りました。厚紙で作ったチープなもので、頭から頻繁に落ちました。ちゃんとしたキッパーが欲しくなりました。露出度の高い女性は薄い服を羽織っていました。
ピンク色のモザイクで覆われています。内部はより鮮やかなピンク色。照明が南国の花の咲いた樹木のように見えました。とても壮麗で、美しい建物です。
横の建物の2階と3階が展示室となっています。解説が読めず、見ただけでは分かりにくい展示品ばかりで、ここではあまり学べなかった。
中庭が有り、回廊が有ります。中庭に墓標のようなものが点在しており、殺戮の写真の掲示が有りました。この庭が写っている写真でした。ここでの出来事なんですね。
奥にいわゆる柳の木のモニュメントが有ります。金属製です。無数の葉のそれぞれに名前が記されています。殺された人の名だそうです。
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