2017年7月15日土曜日

関東の賢哲

史跡足利学校跡 名所・史跡
7月の炎天下、JR両毛線の足利駅より散策しました。
途中、「太平記館」や「足利まちなか遊学館」に寄りました。「太平記館」は観光協会です。「足利まちなか遊学館」は休憩所となっており、ちょっと涼みました。
足利学校はお堀が有り、道路から茅葺屋根の良い景色が見えました。
「史跡足利学校」へ行きました。参観料は420円でした。
足利学校の創設は平安時代なのか、鎌倉時代なのか、定かでないそうです。始まりが分からないので、何のためのものであったか、分かりません。
室町時代に上杉憲実公が再興し、儒学の学舎であったそうです。孔子の論語等の儒学、兵学、医学等を教えていたとのこと。江戸の街ができるずっと前のことです。ここにこんな昔にこんな先端学術の学校が有ったというは驚きです。
足利市が昭和56年(1981年)から平成2年(1990年)まで、10年の歳月を要し、保存整備事業を行い、江戸時代中期の姿に復原したそうです。
孔子廟は厳かでした。庭園に囲まれた方丈は良い景色で、良い雰囲気。勉強したくなる建物だと思いました。
敷地内に「旧足利学校遺蹟図書館」が建っています。足利学校の貴重な蔵書を保管するため、大正4年(1915年)に落成した建築だそうです。屋根は和風の瓦葺で、外壁、内装は洋風。和洋折衷建築の素敵な建築です。屋内は天井が高く、漆喰が綺麗でした。

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