「壇場」は曼荼羅の道場を意味し、「壇上」は一段高い土地を意味します。ダンジョンではありません。「壇場伽藍」、「壇上伽藍」の両方の表記が見られます。
高野山の中央の駐車場より西へ参堂が延びています。高野山の中心伽藍という感がします。2016年9月の金曜日、観光で訪れました。
金堂、根本大塔、西塔、東塔とその他の多数のお堂が有ります。それぞれお参りしました。
金堂はお寺の一番のお堂を意味します。ここの塔はいずれも2層です。金堂やそれぞれの塔の内部は似ていて、曼荼羅のように3×3の升目のそれぞれにお仏様がいらっしゃいます。
根本大塔も2層ですが、鉄筋コンクリート造の朱塗りの壮大なものです。昭和12年(1937年)の建築で、高さ48.5mだそうです。東塔、西塔は木造です。
不動堂は鎌倉時代の建築であり、国宝だそうです。
小さな孔雀堂にはレプリカの孔雀明王様がいらっしゃいます。正面の隙間より内部を覗きました。孔雀に乗った真っ白い明王様、ユニークで美しい。
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