3月の平日の夕方、JR中央線から東京メトロ丸ノ内線に乗り換えるのに、荻窪駅を通り掛かりました。「鶏そば」の文字に導かれ、このお店に寄りました。
私は荻窪ラーメンのことがよく分かりません。
ビルの地下のお店です。自販機で食券を買いました。小さなお店です。「濃厚醤油鶏そば」の大盛880円を注文しました。カウンターの席に座りました。
これはラーメンなので、「そば」と呼ぶのが私は好きじゃない。「そば」は「蕎麦」を呼ぶべきです。
ちょっと待ったら、出てきました。カウンターに有ったゴマと胡椒のような粉を少々掛けました。この粉は「黒煎り七味」だそうですが、これはイマイチ出が悪かった。
麺は角張っており、細くなかった。スープが濃厚で、流動性が有りません。最初、麺がスープに十分馴染んでおらず、麺とスープを混ぜるようにしました。
鶏の濃厚なスープ。白濁しており、トロミが有り、ポタージュのよう。甘みが有り、こってり濃厚なスープでした。おいしかった。
薬味のネギと玉ネギが載っていました。海苔2枚も付いていました。
鶏団子と2タイプの鶏肉が載っていました。それぞれ肉の味が違って、それぞれおいしかった。メンマじゃなくて、タケノコが1切れ載っていました。
いわゆる「天下一品」のこってりに似たラーメンだと思います。天下一品を品良くした感じでした。でも、私はラーメンに上品さはどーでもよいです。まあまあおいしいラーメンでした。
こだわった感じのラーメンでしたが、イヤ味の無いお店でした。