ブダペストへの旅行計画ではグーグルマップを多用しました。8月末のこの時期は陽気が良く、ブダペストは混雑気味のようで、満室のホテルも有りました。マップでホテルを探し、それぞれのホテルのホームページを見るという方法で宿を選びました。agodaでこのアブソルートシティホステルを予約しました。
ここはとても便利な立地。値段は格安。ツインのベッドのお部屋です。2人3泊で47,000フォリント、2人分1泊が6,400円程度でした。評判も良いみたい。トラムの線路沿いで、鉄オタ(鉄道ファン)の私にはそれも良いこと。
遥々ブダペストに来ました。地下鉄のデアーク・フェレンツ広場(Deák Ferenc tér)駅で地上に出ると、トラムが行き来していました。一瞬でここがブダペストの中心地だと認識しました。傍らにドーム屋根が見えており、聖イシュトヴァーン大聖堂の屋根です。
印刷したグーグルマップを見ながら、この宿に向かいました。たくさんの窓が有る大きなビルが有ります。別々のビルが隙間無く建っており、巨大な1つのビルに見えました。そのビルのほんの一角がこのアブソルートシティホステルとなっています。「Absolut City Hostel」の表示を見付けました。ビルの入り口に行くと、いわゆるオートロックの電子キーが有りました。戸惑っていると、他の人が暗証番号を押し、扉を開けました。開いている隙に私達も中に入りました。
中2階が宿の入り口です。呼びボタンを押すと、遠隔操作で開錠されました。印刷して持ってきたagodaのバウチャー(伝票)を提示し、従業員より英語の説明を受けました。ビルの入り方、宿の入り方、ワイハイ等について聞きました。agodaからは宿代は現金払いと通知されており、支払いをしようとしたところ、クレジットカードからの自動引き落としとなっていました。agodaのシステムがちょっとズレていたみたい。
この宿は名称のとおり元は「ホステル」であり、二段ベッドの相部屋の宿だったようです。それを改装し、個室のホテルになりつつあるみたい。私達の部屋は3m四方くらいで、とても狭かった。これは私史上で最も狭い部屋だなぁ。ホームページの部屋の写真とずいぶんと違うなぁ。壁にハシゴが有り、頭上にロフト形式のベッドは有りました。
横に洗面台、トイレ、シャワーの小部屋が有ります。バウチャーにバスルーム付きと有りましたが、バスタブなんかは有りませんでした。シャワーは湯量、湯音調節が問題無かった。シャンプー等のいわゆるアメニティーは有りませんでした。
ベッドは床から2mくらいの高さに有りました。落ちたらヤバいと思います。寝相の悪い人や高所恐怖症の人には向きません。エアコンはよく効きました。
窓は僅かに開きました。窓からはこのビルの間の中庭が見えました。左の方にトラムも見えました。階下がビールのレストランとなっています。窓下で酔客が賑やかでした。概ね深夜2時頃まで賑やかでした。でも、朝になると全員居なくなり、静かになっていました。
220ボルトのコンセントが有り、変換プラグを使い、スマホの充電に使いました。スマホの充電は変圧器を使わず、220ボルトで充電し、ちゃんと充電できました。ワイハイは高速で、快適でした。
客室に冷蔵庫は有りませんでした。共用スペースに冷蔵庫が有り、料理できるようになっています。これはホステルらしい。共用のこの冷蔵庫をちょっとだけ使いました。
このビルより大通りを挟んだ向かい側にSPARが有るのも便利だった。このSPARはコンビニじゃなく、スーパーであり、22時に閉店しました。
従業員さんは夕方から朝まで居ません。共用スペースは監視カメラで録画されていました。セキュリティーについては全く問題無かった。
最終日、大きな荷物を持ち歩きたくなかったので、貴重品を除いた荷物をこの共用スペースに置かさせていただきました。紙に「We will come back about 13:00.」と書いておきました。13時頃宿に戻ると、全く問題無く荷物が保管されていました。
私達には機能的に十分な宿でした。
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