9月23日(土)は曇天だろうと予想し、良い感じで目覚めたので、出掛けました。
西武秩父線の西吾野駅で下車。歩き始めたら、雨が降りだして、イラッ☆としました。寒くなると危ないので、すぐに雨具を着ました。
高山不動尊という山の上の方に有るお寺に向かいました。いくつも道が有りますが、どれも登り始めが急坂みたい。西武秩父線の線路の横の橋を渡り、間野から登り始めました。登りが続きましたが、頑張りました。
ようやく高山不動尊と同じ高さに到着。せっかく登ったのですが、ここでちょっと下りました。不動尊の直下に来ました。晴れてきました。ここの見晴らしが素晴らしい。急な石段は踏み面が狭く、濡れて滑りやすそうで、おっかなかった。
不動尊の本坊はとても立派。お参りしました。本尊は軍荼利明王尊だそうですが、秘仏だそうで、見えませんでした。お堂の半分が壁で遮られ、隠されていました。湿気で霞んだ中のお堂が良い景色でした。
奥の院へ向かい急坂を登りました。この辺りで雨具をしましました。林道に出ました。林道と登山道が有り、登山道が急坂だったので、ちょっとだけ林道を歩きました。最後の登山道をひと登り。
奥の院に到着。標高770m。関八州見晴台と呼ばれており、ここに奥の院が建っています。何人もハイカーが登って来ました。奥の院にもお参りしました。各方向とも素晴らしい見晴らしでした。すっかり晴れました。武甲山の横顔が見えました。関八州って、関東地方のことですね。
花立松ノ峠、黒山三滝の方へ下りました。この道、とても狭く、他に行く人が無く、心細かった。雨後であり、ヌルヌルの坂で、おっかなかった。木の根っ子が滑りやすいんですね。びしょびしょの木の幹を頼りに下り、時間を要しました。林道に出て、ほっとしました。花立松ノ峠です。
林道をちょっとだけ歩き、黒山三滝への登山道を下り始めました。細い道で、ヤブっぽい道でした。カール状の谷を大きくラウンドする道です。ヤブっぽかったけど、道は分かりました。所々見晴らしが良く、これから下る道が見えました。ここは崩壊地なのかな。つる草やシダが茂っていました。やがて、沢沿いを下るようになりました。とても鮮やかな綺麗な赤石が散らばっており、不思議な感じがしました。沢沿いに大岩が聳えていました。花立松ノ峠から黒山三滝へのこの道は楽しい道でした。道が緩やかになり、しばらく行くと、林道と停まっている車が見えました。沢の水の給水所が有ります。しばらく林道を緩やかに下りました。この林道は猿岩線です。「白い雲のように」のような林道ですね。黒山三滝を指す矢印が有り、赤土の細い坂道が延びていました。とても滑りやすそうで、行きたくない道でした。でも、黒岩三滝にはこの道を行かねばなりません。慎重に歩きました。滝が有る所は高低差が有ります。この道の片側が崖でした。どうしようもないヌルヌルの斜面はお尻を下げて、ズルズル下りました。
黒山三滝の道に出ました。観光地らしい風情。沢の上流側へちょっと行きました。そこに男滝と女滝が有ります。2段の滝が良い景色でした。下流側へ歩きました。3つめの天狗滝は下流側で合流する別の沢に有る滝でした。合流点の横に滝が見えました。もう、疲れていたので、近寄らず、眺めました。滝からの道を下りました。途中でおじさんが廃材を燃やして、イワナを焼いており、煙が漂っていました。
埼玉県道61号線に出ました。さっきからの沢が三滝川です。この沢がここから越辺(おっぺ)川となります。県道をしばらく歩きました。すっかり晴れて、暑過ぎでした。越生へ行きたかった。桂木観音を通る道を向かうことにしました。標識が有り、県道より桂木観音への道を行きました。舗装された緩やかな登りの道を登りました。森の道は涼しかった。桂木観音を指す矢印が森の中の道を指していました。既に私は疲れており、こたえるなぁ。でも、この道は長くはなかった。
桂木観音の前に到着。「桂木」は奈良の「葛城」に因むそうです。ここも素晴らしい展望台です。トイレが有り、自販機が有ります。埼玉の高層ビル街が見えました。曼珠沙華があちこちで咲いていました。階段を頑張って上り、観音様へお参りしました。でも、ここも観音様は隠されていました。
「ゆうパークおごせ」に向かいました。舗装された道を歩きました。ゆうパークおごせへの矢印がたくさん有り、すぐ近くだと思ったのですが、なかなか着きませんでした。民家の手前でゆうパークおごせへの矢印が細い道を指していました。油断できない山の道でした。とても滑らかな赤土の道で、滑りやすかった。ようやく突端よりゆうパークおごせが見えました。桂木観音からゆうパークおごせまで約2km有りました。最後、油断せず歩き、ゆうパークおごせに到着。
時計を見て、この時刻、予定どおりぴったしで、そのことに驚きました。ゆうパークおごせのお風呂に浸かり、足の疲れをほぐしました。きもち良かった。
埼玉のこの辺りは山が複雑に入り組んでおり、寺社等の史跡や滝等の名所が多く、仕事道とハイキングコースが複雑に入り組んでいます。天気が変わりやすく、雨と猛暑が交互です。地形の高低差が有り、崖が多い。遊びに行くには、目的地を絞ること、十分な準備、慎重さが必要です。
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