連休の日、「中山法華経寺」へ行きました。
東京メトロ東西線の「原木中山駅」、JR総武線の「下総中山駅」、京成線の「京成中山駅」はいずれも船橋市に有ります。このお寺に最も近いのは京成中山駅です。
国道14号線千葉街道よりお寺まで真っ直ぐな参道が延びています。緩やかな登りの道で、紫色の電柱や街灯が立っています。交通量がわりと多かった。参道の写真を撮るとき、車がジャマでイラつきました。大きな神社やお寺の近くは車が多く、車の横柄な感がすることが多いな。参道に総門(黒門)が建っています。額に有り難い文字が記されています。
その奥の坂の上に立派な三門(仁王門、赤門)が建っています。山内の参道沿いにいくつもお寺が並んでいます。
参道の奥がお寺の中枢部です。赤い五重塔や巨大な祖師堂が建っています。
このお寺の位置は市川市です。「法華経寺」、奇妙な寺の名です。千葉のここは日蓮上人本人の説法、安息の地だったそうです。日蓮上人を保護していた地域の豪族によりその後、法花寺と本妙寺という2つのお寺が設けられたそうです。室町時代に関東の足利氏より称号が贈られことにより、2寺が1つとなり、「法華経寺」という名となったそうです。
祖師堂へお参りしました。祖師堂は檜皮(ひわだ)葺きで、入母屋造りの屋根2つを合わせた形の「比翼(ひよく)入母屋造り」の屋根となっています。とにかく大きい。敷地が広大で、のどかでした。
周囲には絵馬堂、妙見堂、四足門、法華堂、宇賀神堂等が建っています。「中山大仏」と呼ばれる大仏様がいらっしゃるはずでしたが、修繕中でした。これは残念。ツツジ等が綺麗でした。北側奥の高台に聖教殿が有ります。これは近代建築であり、寺宝が保管されているそうです。
北西側には荒行堂、本院・鬼子母神堂が建っています。荒行堂では凄まじい荒行が行われるとのこと。「本院・鬼子母神堂」は鉄筋コンクリート造の大きな建物。靴を脱いで、鬼子母神堂へお参りしました。
北西側には池が有ります。張り出した所に「八大竜王堂」が有り、この池は龍王池です。四角い池ですが、良い雰囲気でした。むやみに生き物をここに放してはいけません。
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