2017年5月6日土曜日

5月の登山

雲取山 - Wikipedia
5月の連休の日、雲取山へ向かいました。
西東京バスの鴨沢で下車。鴨沢登山口にトイレが有ります。行列ができていましたが、綺麗なトイレでした。
9時半頃、丹波山村の鴨沢より登りはじめました。延々と続く登り。特に急な所は無く、危険は感じませんでした。鴨沢の道は大勢の人が行き来していました。
七ツ石山に寄りました。この辺りが東京都と山梨県の境です。七ツ石山から遥か下の方に小雲取山へ続く尾根道が見えました。
そちらへ一旦下りました。ヘリポートが有り、ここは五十人平だそうです。ここから奥多摩小屋辺りまでカラフルなテントが多数張られていました。急坂をいくつか登りました。どこが小雲取山だったか分からないまま、目の前に雲取山が見えました。
最後の急坂を登りました。避難小屋の向こう側が標高2017.1mの頂上です。頂上で少々のんびりしました。
頂上から雲取山荘までの間がヌカルミがすごかった。夜間に凍結し、昼間に融けて、ヌカルミになっているようです。
PM5時半頃、雲取山荘に到着。
山荘で夕食後、相部屋の知らないおじさん達と小宴会となりました。
朝、4時45分頃より朝食でしたが、日の出がほぼ4時45分でした。外で待っていたら、木々の間から赤い日が出てきました。
5時半頃歩き始めました。埼玉県と東京都の都県境尾根、長沢背稜を行くことにしました。大ダワまでの下りに男坂と女坂が有り、女坂を下りました。
大ダワより登りとなり、芋ノ木ドッケまで登りました。「ドッケ」は尖った場所を指すそうです。
この道はアップダウンが有ります。次に長沢山を登りました。水松(あららぎ)山は通り掛かったとき、面倒臭かったので、登らず、通り過ぎました。
水松山から天祖山へ向かう途中、緩やかに下った後、ナギ谷ノ頭への登りがかなり急で、短い距離で登りました。天祖山には立派な神社が建っています。閉ざされており、お賽銭は納めませんでした。立派な会所も建っていますが、トイレ等は見当たりませんでした。
標高1723.3mの天祖山から1000m以上の下りでした。唐松平では緑の葉が全く無く、枯れ木のような木ばかりで、大量の落ち葉が積もっていました。カサカサで、火事が恐かった。落ち葉が積もった急斜面は滑りやすかった。
下りは道に迷いやすかった。目印のテープ等が的確に整備されています。踏み跡や目印を確認しながら下りました。危ない感じの道沿いで、ツツジ等が綺麗だった。滑らないよう気を付けましょう。
だいぶ下ったのですが、大きな建物の横を通りました。ボロボロで、内部が崩壊していました。これが大日神社のようです。ロボット雨量観測所の前を通りました。まだ、標高が1300mでした。神社の小さな社2つ有る所が有り、そちらへ行ったら、道に迷いました。誤って20m程の距離を下ってしまい、戻りました。この社は登山道より外れた場所のようです。
日原川の渓流の音を聞きながら、急斜面のジグザグの道をしばらく下りました。ようやく、遥か下の方に林道が見えました。急斜面の細いトラバース状の落ち葉が積もった道で、恐怖感を感じました。ここだけ何本かロープが有りました。最後、油断しないよう、林道まで下りました。
雲取山荘から芋ノ木ドッケ、長沢山、天祖山を経るこの下山ではほとんど他の人を見掛けませんでした。
八丁橋を渡り、しばらく未舗装の林道を歩きました。深いV字渓谷で、渓流と緑が綺麗でした。伊勢橋からは舗装路になりました。小川谷橋辺りは交通規制がされており、車が渋滞していました。ここの「鍾乳洞」のバス停は休日にはバスが来ません。ガーン。
日原街道をもうしばらく歩きました。奇岩の稲村岩が見えてきました。ここに水場、「万寿の水」が有ります。おいしい水でした。この辺りは見覚え有る道。
ようやく、「東日原」のバス停に到着。PM3時半頃でした。バスの本数が少なく、次のバスは約50分後でした。バス停にトイレが有ります。ちょっと歩いた所に自販機が有り、コーラを飲みながら、のんびりしました。バス停のベンチが少ないのに、次々と行楽客が来ていました。
冬からのナマッた私の体には、この百名山雲取山の登山はハードでした。長い登りも長い下りもきつかった。鴨沢の道は安全だと思いました。天祖山から日原への下りは恐かった。
雲取山は東京都及び奥多摩の山としてはとても大きいと感じました。百名山で、東京都最高峰ですが、道にあまり変化が無く、若干退屈な山かもしれません。







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