2019年9月21日土曜日

真岡駅

観光・遊ぶ > 美術館・博物館 SLキューロク館 (エスエルキューロクカン)
元は国鉄真岡線。それが昭和63年(1988年)に沿線の自治体や地方銀行の出資による3セクの真岡鐵道(株)の真岡線となりました。
真岡市の真岡駅に真岡鐵道(株)の本社が有ります。蒸気機関車を模したこの駅舎は4階建てのビルです。2階の通路が展示ギャラリーとなっており、3階には研修室が有ります。4階にはSLギャラリー、キッズスペースが有り、Nゲージの鉄道模型が展示されており、展望デッキが有ります。展望デッキは良い展望で、風が気持ち良かった。導線等がよく考えられており、使いやすく、建築として良いと思いました。この建築は鉄道会社ではなく、真岡市が建設しました。
真岡駅には数台の現役のワンマン運転用のディーゼルカーやDE10のディーゼル機関車等のいろいろな車両が居ました。
別棟のSLキューロク館は開くのがAM10時であり、10時過ぎに訪れました。この屋内に9600形蒸気機関車の49671号機とブルーの旧型客車のスハフ44-25が保管されています。屋外に蒸気機関車のD51-146、ヨ8000形車掌車、ト1形貨車、キハ20形ディーゼルカー等が置かれていました。これらの保存車両、見応えが有りました。見学は無料です。
49671号機は動きます。展示用線路上をピストンを動かし、汽笛を鳴らしながら、ゆっくり往復します。機関車に連結した車掌車に観光客が乗車できます。残念ながら、この運転、石炭と蒸気によるものではなく、圧縮空気による運転だそうです。炭水車にコンプレッサーが見えました。
もう1つ残念なことに、この展示用線路は本線に繋がっていません。この機関車達は本線を走ることは当分無いのかな。
真岡鐵道のSL運転はこの鉄道会社だけでなく、地域の振興にも繋がったと考えます。でも、真岡鐵道の経営は相変わらず苦しいようです。大人がマイカーに乗っちゃって、鉄道を使わないんだろうな。



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