2016年5月20日金曜日

何のための学者か?

熊本城の石垣被害 盛り土で地盤弱かった可能性も
内陸部で液状化、熊本市南部に集中…かつて川か
地盤工学会の学者が盛土の悪口を言っている。
防災科学技術研究所の研究員が川の跡の土地の悪口を言っている。
こういうのを見聞きして、人々が低地や盛土の谷地をバカにし、そういう所で生活する人をバカにしかねない。
地震は理学の対象であるが、防災は工学の対象である。これらの学者は工学に携わる者だと思う。
工学は人のための学問である。問題点を指摘するだけでなく、対策を示すべきである。
東京の大手町、丸の内、銀座はかつては海であった低地であるが、今は日本一の街である。
低地も盛土も安全にするための工学が構築されている。学者はちゃんとそのことを言うべきである。

0 件のコメント:

コメントを投稿