多磨霊園側から浅間山(せんげんやま)公園に入りました。東京都立の公園です。自然豊かな山ですね。多摩川中流に近い府中市のこんな所に、ハイキング気分になれるこんな山が有るとは知りませんでした。古い多摩川が削って残った残丘だそうです。
ちょっと上がると、「キスゲ橋」が架かっています。吊り橋であり、微妙に揺れました。橋は新小金井街道を跨いでいます。
頂上はわりと人が多かった。浅間山、堂山と呼ばれているようで、鳥居と浅間神社の祠が有ります。傍らには三角点が有り、標高は79.6m。お参りしました。
ぐるっっと周りました。黄色いムサシノキズゲが綺麗に咲いていました。素晴らしい。ここだけの固有種だそうです。
北西の麓近くに「おみたらし神社」の鳥居が有ります。ここは湧水のよう。僅かに染み出しており、ぬかるんでいました。
中山(標高74.5m)と前山(標高72.5m)を巡りました。前山に人見四郎の墓跡が有ります。この墓跡、お墓だったのであれば、今もお墓ではないかな。人見四郎さんは鎌倉時代末期から南北朝時代の武士だそうです。
次いで、瀧神社へ向かいました。スマホで地図を見ながら行きました。なるほど、ここは崖ですね。
崖上の鳥居をくぐりました。崖の途中に瀧神社が有り、お参りしました。競馬騎手のサインが掲示されていました。
崖下にネットフェンスで囲まれた湧水が有ります。僅かに垂れていました。金網のため、近寄れませんでした。大きな木が有り、ケヤキの大木が有ります。
府中競馬場(東京競馬場)の前をずーっと歩き、分倍河原駅の方へ行きました。この辺りは古墳がいくつも有るようです。
まず、高倉塚古墳へ行きました。綺麗な円墳が有り、説明板が有ります。戸建て住宅がこの古墳に食い込んでいました。
八雲神社へお参りしました。ここは古鎌倉街道沿いだそうです。本殿の奥が天王塚古墳のようです。神社の北東側の道路を挟んだ向かい側に枯れた木の株に抱かれた元応の板碑を見ました。ここに有るのは複製だそうです。でも、凄いな。
次いで、高倉20号墳へ行きました。手前がごみ集積所となっており、残念な景色。工場の敷地内のようです。
周囲は住宅街です。住宅と住宅の間に古代からの古墳が紛れています。
最後、首塚古墳へ行きました。赤いひょろっとした鳥居が立っており、お稲荷さんが有ります。「首塚」という呼び名、おっかない感じがしました。さわらない方が良いかもしれない。
分倍河原駅より帰途に就きました。
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