2020年5月23日土曜日

海老名市の散策

相模の国分寺跡と国分寺が海老名市に有り、他にもいろいろと史跡や遺跡が有るようなので、5月23日(土)、海老名市の散策に出掛けました。
小田急電車に乗って、100%海老名市に有る厚木駅で下車。歩き始めました。雨交じりの天気予報でしたが、すっかり晴れました。
有鹿(あるか)神社本宮に向かいました。手前の総持院へ寄りお参りしました。綺麗なお寺です。有鹿神社は相模の最古の神社と言われているそうです。「有鹿」は水を意味するそうで、相模原市の鳩川の源流近くに奥宮が有り、鳩川が相模川に注ぐこの地にこの本宮が位置しています。有鹿神社へお参りしました。人がチラホラ来ていました。古社だと思いますが、この有鹿神社本宮は小ぢんまりとしていて、古い歴史はあまり感じませんでした。傍らの相模川と鳩川を跨ぐ水道橋が良い景色でした。この近くの有鹿神社の中宮と境外社の三王三柱(さんのうみつはしら)神社も寄りました。
海老名駅の西口で「えび~にゃ」に会いました。海老名駅東口のビナウォークは自粛中で静かでした。ビナウォークに挟まれた海老名中央公園に相模国分寺に有ったとされる七重塔の模型が有ります。とても見事なものですが、これは1/3の大きさだそうです。
東側の高台へ行きました。隧道の上の辺りに古墳が散在しています。上浜田の1号墳、2号墳、5号墳、瓢箪(ひょうたん、ひさご)塚古墳を巡りました。瓢箪塚古墳は公園となっており、平面形がまさにひょうたん。前方後円墳がひょうたん形になったようです。古墳の上に三角点が有り、標高68.4mだそうです。高台で良い見晴らしの地です。
今の相模国分寺へお参りした後、相模国分寺跡へ行きました。とても広大な土地で、のどかな景色でした。ここも人がわりと来ていました。あちこちに礎石が有ります。向かい側に海老名市温故知新館が有りますが、閉まっていました。北へしばらく歩き、国分尼寺跡も見物しました。国分尼寺跡はひと回り小さい草っ原の土地です。
小田急線の踏切の手前に弥生神社が有り、連続する石段を頑張って上がりました。この辺りが台地のキワなんですね。神社へお参りしました。周りを歩いたら、さらにその上に龍峰寺というお寺が有り、びっくりしました。この尾根上が清水寺公園となっています。仁王門を潜ると、良い感じの花器を見ました。見渡すとすごーくたくさんの陶器が配置されています。陶芸の美術鑑賞ができました。壮麗なお寺です。
尾根の道に繋がっている国道246号線を跨ぐ歩道橋を渡りました。「さくらい幼稚園」の手前の細い道が気になって行ったら、これが「かいな坂」。「不甲斐無い」に因んだ呼び名だそうです。
老人ホーム「中心荘」沿いの坂道を上がり、秋葉山古墳へ行きました。公園となっており、巡る道が有り、古墳へ上がる通路も有ります。1号墳と2号墳は前方後円墳です。2号墳の上に秋葉社が有ったそうです。ここに政治家の名が刻まれた「憲政碑」が立っており、イヤな感じ。尾根上の古墳群です。
古い史跡が多いですね。台地のキワであるためかな。
座間市に入りました。疲れたので、有鹿神社奥宮へ行くのは止めました。
JR相模線沿いの相模川左岸用水で大量の水が勢い良く流れており、恐い感じでした。
JR相模線の入谷駅は無人駅で、何も無い感じで、秘境駅ですね。この駅周囲は規制の厳しい農業振興地域だそうです。この農業振興地域の土地所有者が可哀想。入谷駅より帰途に就きました。台東区の入谷じゃないよ。
































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