JR電車の乗車時間が長かった。
上総一ノ宮駅は駅舎が工事中で、第一印象はイマイチでした。
駅の西側へ行き、實本寺というお寺にお参りし、坂道を上りました。鳥居が立っており、加納久宜公のお墓です。幕末の一宮藩主、貴族院議員、鹿児島県知事、一宮町長であった子爵殿下であり、今の麻生副総理のひいおじいさんだそうです。
さらに進むと、お城のような体育館のような建物が有ります。振武館(しんぶかん)という一宮町の武道館だそうです。この辺りは一宮城跡だそうです。
辺りをぐるーっと回って、玉前神社に到着。上総の国の一の宮です。一の宮にしては小ぢんまりとした境内。拝殿と本殿が黒で格好良いです。新しく見えましたが、この本殿等は貞享4年(1687年)の造営だそうです。
国道128号線をしばらく歩きました。交通量の多い国道歩きは楽しくなかった。
東浪見寺へ向かいました。軍荼利通りの小さな標識が有り、JR外房線の踏切を渡りました。「軍荼利山」という鳥居だけが立っています。そのちょっと先に石段が有り、上がりました。石段の上に石段が有り、さらにその上にも石段が有り、石段がいくつも有ります。頑張って上がりました。「軍荼利山」はこのお寺の山号のようです。東浪見寺へお参りしました。古そうなお寺ですが、特に見所は見当たりませんでした。
この辺りは溜め池が多いようで、池の有る高台へ歩きました。軍荼利ダムが有り、その池の向こう側は一の宮カントリー倶楽部。池とゴルフ場の景色が良かった。高台の奥が標高79.6mだそうですが、ここも特に何も有りませんでした。ぐるーっと回って、もう1つの池へ行きました。江戸時代に藩主の命で作られた池だそうで、中国の大きな湖にちなんで、「洞庭湖」と名付けられたそうです。池とその周囲の景色が良かった。
田んぼの間の道を歩き、東浪見海水浴場へ行きました。砂が高くなっており、砂丘なんですね。外洋らしい波が来ていました。波に何人ものサーファーが浮いており、サーフィンをやっていました。「東浪見」の読みの「とらみ」の意味は分かりません。でも、「東浪見」の文字はまさにこの海だなぁと実感しました。
東浪見駅より帰途に就きました。
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