2020年5月30日土曜日

優しい味

味の彩華 (三鷹 / ラーメン、つけ麺、中華料理)
土曜日の夕方、ちょいと食べようと、乗り換え駅の三鷹駅で途中下車して、南側の裏道を歩いていて、この中華料理店「彩華」を見掛け、寄りました。
2人用のテーブルの席に座り、850円の塩つけ麺(ほうれん草入り翡翠麺)を注文。850円の普通盛は麺200gだそうです。
店員さんはベテランの2人が切り盛りしており、昔ながらの中華料理店、老舗だと思います。
ちょっと待ったら、トレイにいろいろ載って出ました。
緑色の麺はとても綺麗。フィットチーネのような平たい太麺。小皿の針状の生姜が付いており、それをつけ汁に投入。麺はとても滑らかで、歯応えが良かった。つけ汁に赤いものが見えましたが、辛くなく、トマトが浮いていました。傍らに食べるラー油が有り、それを少々つけ汁に加えました。塩のつけ汁は旨みの効いた優しい味でした。針生姜はよく合っており、おいしかった。つけ汁に薄切りの豚バラ肉が少々入っていました。
トレイにスープ割り用のスープも載っていました。麺を食べた後、つけ汁にスープを注ぎました。とても熱々。野菜をたくさん使っているとのこと。優しい味でした。
このつけ麺、あまり中華っぽくない一品です。ちょっとお洒落。麺も汁もここの手作りだと思います。インスタントな材料は使ってなさそう。体に良さそう。良いお店ですね。

鶴島御前山~高柄山

天気予報で大気が不安定という嫌なこと聞いて、登山用のザックに雨具等を詰めました。
5月30日(土)、JRで上野原まで行きました。上野原駅は崖地のタイヘンな所の立地で、低い方の南口にはエレベーター塔が建っています。
歩き始め、桂川橋を渡りました。相模川がこの山梨県では桂川と呼ばれています。素晴らしい相模湖の眺めで、反対側にこれから登る山も見えました。晴れていました。良い感じの集落を通りました。集落の上端が墓地で、そこに鶴島御前山の登山口を見付けました。この辺りは「御前山」がたくさん有ります。なんでだろ。
この登山道、最初から急登で、急登が続きました。整備されたロープがいくつも連続しています。なまった私には辛かった。上半身を使う急傾斜も有り、足をどこに掛けるか頭も使いました。JR中央線の電車の音が頻繁に聞こえました。鶴島御前山は標高484.2m。頂上の見晴らしはイマイチ。頂上からの下りも嫌な急斜面。カカトを使って下りました。隣接のメイプルポイントゴルフクラブのグリーンが美しかった。尾根がゴルフ場の際となっており、ネットフェンスが張られており、あちこちで壊れていました。湿っぽい谷に下りました。
標識を見て、新矢野根峠へ向かい、頑張って登りました。急斜面の上に新矢野根峠の休憩所が有ります。ここも見晴らしはイマイチ。
もうちょっと登って、ようやく標高733.3mの高柄(たかつか)山頂上に到着。鉄製の赤いのが有り、ここに小さな神社が有ります。神様に感謝しました。ここは素晴らしい眺望。桂川橋から登ってきたのに、前方に桂川橋が見えて、方向感覚がおかしくなりました。しばし、休憩しました。
標識に従い、四方津、千足へ下りました。天気予報通り、雷の音が聞こえました。急斜面のジグザグ道を下りました。木がたくさん倒れていました。植林した杉が倒れちゃったようです。倒木や崩壊地を巻く道ができていました。ちょろちょろ流れる谷に下りました。沢の合流点で沢を渡りました。沢の水で手を洗ったら、ヌルヌルする水でした。アルカリ性なのかな。のんびりせずに歩きました。
林道に出ました。雨は免れました。沢沿いの林道を下りました。ここも良い感じの集落です。鮎釣りのイベントが予定されていました。沢に小さな滝が有り、丸い滝壺が綺麗でした。
不意に吊り橋が現れました。桂川を跨ぐ車が渡れる吊り橋です。河原で若者達がバーベキューをやっていました。青春だぁ。JR中央線沿いを歩きました。水田に田植えを終えた若者が居ましたが、TOKIOのメンバーじゃなかった。コモアしおつの巨大なエスカレーターが見えて、四方津駅横を通り過ぎました。線路下を潜り、四方津駅に到着。




































2020年5月27日水曜日

まあまあだね

中華そば ムタヒロ 拝島駅店 (拝島 / ラーメン、つけ麺)
拝島駅の西武の改札口側にこの「ムタヒロ」が有ることを知り、平日の夕方、途中下車し、ここへ寄りました。
券売機で食券を買い、カウンター席に座りました。つけそばの醤油の大盛を注文しました。1,000円でした。
店員さんは数人居ました。男性の店員さんがちょっとチャラい感じがしました。
ちょっと待ったら、つけ汁と麺が出ました。汁にミルで挽く胡椒を少々掛けました。
麺は滑らかな平たい黄土色。いわゆる稲庭うどんみたいな麺でした。弾力が有り、伸び縮みしました。太くないので、コシは感じませんでした。麺が長くて手繰るのがやりにくかった。汁はいわゆる無化調なのかな。透明な油がわりとたくさん浮いており、醤油味で、甘みを強く感じました。まあまあ旨かった。
麺に豚のチャーシュー、鶏のチャーシュー、穂先メンマ1本、海苔1枚が載っていました。豚も鶏もおいしかった。穂先メンマもおいしかったけど、1本じゃものたりなかった。
汁にソボロ状の肉が少々入っていました。
大盛はそれほど多くなかった。油が多くて、量が乏しいって、イヤだな。野菜がほとんど無かったこともあり、ボリュームにイマイチ満足できなかった。私には二郎が基準なので、二郎の小を1とすると、ここのこの大盛は0.3だな。ムタヒロってこんな上品だったかな。こういうのも有るということかな。

2020年5月23日土曜日

海老名市の散策

相模の国分寺跡と国分寺が海老名市に有り、他にもいろいろと史跡や遺跡が有るようなので、5月23日(土)、海老名市の散策に出掛けました。
小田急電車に乗って、100%海老名市に有る厚木駅で下車。歩き始めました。雨交じりの天気予報でしたが、すっかり晴れました。
有鹿(あるか)神社本宮に向かいました。手前の総持院へ寄りお参りしました。綺麗なお寺です。有鹿神社は相模の最古の神社と言われているそうです。「有鹿」は水を意味するそうで、相模原市の鳩川の源流近くに奥宮が有り、鳩川が相模川に注ぐこの地にこの本宮が位置しています。有鹿神社へお参りしました。人がチラホラ来ていました。古社だと思いますが、この有鹿神社本宮は小ぢんまりとしていて、古い歴史はあまり感じませんでした。傍らの相模川と鳩川を跨ぐ水道橋が良い景色でした。この近くの有鹿神社の中宮と境外社の三王三柱(さんのうみつはしら)神社も寄りました。
海老名駅の西口で「えび~にゃ」に会いました。海老名駅東口のビナウォークは自粛中で静かでした。ビナウォークに挟まれた海老名中央公園に相模国分寺に有ったとされる七重塔の模型が有ります。とても見事なものですが、これは1/3の大きさだそうです。
東側の高台へ行きました。隧道の上の辺りに古墳が散在しています。上浜田の1号墳、2号墳、5号墳、瓢箪(ひょうたん、ひさご)塚古墳を巡りました。瓢箪塚古墳は公園となっており、平面形がまさにひょうたん。前方後円墳がひょうたん形になったようです。古墳の上に三角点が有り、標高68.4mだそうです。高台で良い見晴らしの地です。
今の相模国分寺へお参りした後、相模国分寺跡へ行きました。とても広大な土地で、のどかな景色でした。ここも人がわりと来ていました。あちこちに礎石が有ります。向かい側に海老名市温故知新館が有りますが、閉まっていました。北へしばらく歩き、国分尼寺跡も見物しました。国分尼寺跡はひと回り小さい草っ原の土地です。
小田急線の踏切の手前に弥生神社が有り、連続する石段を頑張って上がりました。この辺りが台地のキワなんですね。神社へお参りしました。周りを歩いたら、さらにその上に龍峰寺というお寺が有り、びっくりしました。この尾根上が清水寺公園となっています。仁王門を潜ると、良い感じの花器を見ました。見渡すとすごーくたくさんの陶器が配置されています。陶芸の美術鑑賞ができました。壮麗なお寺です。
尾根の道に繋がっている国道246号線を跨ぐ歩道橋を渡りました。「さくらい幼稚園」の手前の細い道が気になって行ったら、これが「かいな坂」。「不甲斐無い」に因んだ呼び名だそうです。
老人ホーム「中心荘」沿いの坂道を上がり、秋葉山古墳へ行きました。公園となっており、巡る道が有り、古墳へ上がる通路も有ります。1号墳と2号墳は前方後円墳です。2号墳の上に秋葉社が有ったそうです。ここに政治家の名が刻まれた「憲政碑」が立っており、イヤな感じ。尾根上の古墳群です。
古い史跡が多いですね。台地のキワであるためかな。
座間市に入りました。疲れたので、有鹿神社奥宮へ行くのは止めました。
JR相模線沿いの相模川左岸用水で大量の水が勢い良く流れており、恐い感じでした。
JR相模線の入谷駅は無人駅で、何も無い感じで、秘境駅ですね。この駅周囲は規制の厳しい農業振興地域だそうです。この農業振興地域の土地所有者が可哀想。入谷駅より帰途に就きました。台東区の入谷じゃないよ。