2016年2月27日土曜日

白銀の大自然

フォレスト&ウォーター
私はこれまで頂上を目指す登山を少しばかりやってきました。40代半ばを過ぎて、少し変化を付けようと考えました。最近、ゴムボートで川を下るラフティングや湖でのカヌー等にチャレンジしてみました。冬は、ということで、スノーシューのチャレンジを考えました。
スノーシューのガイドツアーはお店によって微妙に違うようです。私はマイカーではなく公共交通機関(鉄道)を使います。どこか着替える場所が必要です。私はスキー用具は持っていますが、雪山登山の用具は揃えていません。道具のレンタルがいろいろと有る方が望ましい。コンロ等を持っていないので、持参の食べ物は全て冷たくなってしまいます。温かいランチ付きのツアーが良い。そういうことで、いくつかのお店のツアーを調べました。
「フォレスト&ウォーター」のスノーシューの「1日コース」に行ってみることにしました。
駅のお迎えは水上駅の8時45分か上毛高原駅の8時30分とのこと。上毛高原駅のお迎えをお願いしました。もうちょっと遅い待ち合わせであれば、楽だったのですが。前日、早めに寝ました。2016年2月下旬の土曜日、まだ暗い早朝5時過ぎに自宅を出発しました。足には厚めの靴下を履き、夏用の登山靴を履いていました。
8時30分のちょっと前に上毛高原でピックアップされ、9時頃、フォレスト&ウォーターの水上ベースに着きました。2階の更衣室で着替えました。有料でしたが、コインロッカーが有りました。大きなロッカーも有り、大きなリュックサックをしまうことができました。スキーウエアの上下を着ました。
日帰り用のナップサックを取り出し、背負いました。ナップサックには若干の飲み物、キャラメル、ホッカイロ、デジカメの充電地等を入れました。
レンタル料500円のスパッツを借り、足首の周りに巻きました。スノーシューとストックを借りました。
ボックスカーに乗り、9時30分頃、水上ベースを出発。ちょっとだけ走りました。
JR上越線の土合駅の近くに車を停めて、歩き始めました。道路を数分歩きました。
土合橋の脇でスノーシューを履きました。準備運動をして、9時50分頃、歩き始めました。
私には珍しく、とても良い天気でした。雲1つ無い快晴でした。
湯檜曽川沿いを歩きました。雄大な大自然の中です。
私達は2人でした。他にお客さんは男性が2人、女性が1人。それにガイドさん1人。合計6人のツアーでした。
スノーシューには金属の爪が片方に2本ずつ付いていました。これで雪の急斜面も楽に登れました。スキー板と違って、とても軽かった。
この冬はしかっり寒かったと思いますが。寒さの峠は過ぎたようで。春めいてきました。水上は降雪が少なかったそうです。
陽射しが有り、あまり寒くなかった。
所々雪が無くなっており、地面が出ていました。
雪の無い石や砂利の所も歩け、シャリ、カコンと軽い音がしました。
谷川岳ロープウェイの土合駅の下で、西側から沢が流れてきています。その沢沿いの崖にツララが見事に掛かっていました。
雪にウサギの足跡、木にクマの爪痕が見られました。ガイドさんが教えてくれました。栃の木や朴の木も教えてもらいました。
山は尖った先鋒が目立っていました。武能岳だそうです。丸っこい山が一ノ倉岳。しばらく歩いたら、谷川岳も見えてきました。谷川岳が見えたのはほんの一時でした。この湯檜曽川沿いからは谷川岳は見えにくいようです。
鉄塔と送電線が目に付きました。遠くの山の上の方まで送電線が続いています。電力会社の送電線じゃありません。ここの地下をJR上越線とJR上越新幹線が走っています。この送電線はJRのものだそうです。新潟と関東を繋ぐ使命を帯びた送電線です。目障りではなく、頼もしく感じました。
11時30分頃、目的地の一ノ倉沢の下に着きました。見事な断崖です。荒々しい。デジカメで写真を撮りながらも、この迫力は写らないだろうなぁと思いました。
私はこの崖、挑もうとは思いません。
ここでランチです。ガイドさんが準備してくれました。雪を掻き出し、テーブルと椅子を作ってくれました。掘り炬燵のような形になりました。
ガスバーナーに大きな鍋が載っていました。具沢山の汁が入っていました。これにうどんを入れました。全部、ガイドさんが運んできました。温かい紅茶も頂きました。紅茶、おいしかった。
たっぷりのうどんを頂きました。温かく、おいしいダシのうどんでした。おいしかった。
スノーシューのお客さんがわりと大勢来ていました。
PM1時ちょっと前に、この一ノ倉沢にサヨナラしました。
帰りもいろいろと見物したり、遊んだりしました。
最後、ネコヤナギの銀色の蕾をつまみました。スベスベの心地良い感触でした。
冬の終わりもほの寂しいと感じました。さぁ、春です。










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