2月は神奈川県に注目しています。2月20日(土)、川崎の人工島の東扇島へ向かいました。川崎駅からの市バスが頻繁に走っています。私は遊びの乗客でしたが、バスは貴重な労働力を運んでいます。工業地帯へ向かうバスの車窓は楽しかった。
まず、東扇島東公園へ行きました。人工の砂浜「かわさきの浜」が有ります。良い天気で、良い眺めで、大きな船がゆっくり走っていました。
東扇島にはいくつもの海底トンネルが繋がっており、湾岸道路が貫いています。東扇島北公園から「川崎港海底トンネル」に入りました。歩ける海底トンネルはここだけかな。海面下の長い道を歩きました。なぜか、撮影禁止でした。
千鳥町の工業地帯を歩きました。道路沿いに神奈川臨海鉄道の線路が通っています。大工場街でこのように歩けることが有り難い。
小島新田の「いつくしま跨線橋」でJR東海道貨物線と川崎貨物駅とを跨ぎました。
お昼になり、スマホでの地図を見ながら、「新世本店」へ行きました。まさに川崎の「町中華」。キャベツラーメン、焼きギョーザ、ライスのセットを注文。禁断のラーメンをおかずに食べるご飯、大好きです。「みそダレで食べるかわさき餃子」も旨かった。
通り掛かった川崎大師へお参りしました。京急大師線の港町駅で美空ひばりさんの等身大を目にしました。「港町十三番地」はここ川崎港が舞台だったとは、知りませんでした。
多摩川沿いをちょっとだけ歩きました。川崎の中心部は自転車がたくさん行き交っていました。幸区の「さいわい緑道」を歩きました。多摩川からの砂利を運んだ貨物線「川崎河岸線」の廃線跡だそうです。JR南武線とJR横須賀線を跨ぎました。
南加瀬貝塚前を通り、夢見ヶ崎動物公園へ登りました。ここは加瀬山で、標高約30m。この加瀬山は古代からの山で、史跡がたくさん有ります。辺りは古墳群であり、多数の古墳が有ったそうです。「夢見ヶ崎」という呼び名は大田道灌公に因むそうです。動物公園ではレッサーパンダ、シマウマ、フラミンゴ、ペンギン、ヤギ、ロバ等、わりとたくさんの動物を見学しました。了源寺、熊野神社、浅間神社、天照皇大神へお参りしました。加瀬山からの周囲の眺めが良かった。
鹿島田跨線橋へ上がりました。広大であった新鶴見操車場はほとんど無くなっちゃいましたが、DE11、EF66、EF65、EH200等、多数の機関車を眺めることができました。新川崎駅よりJR湘南新宿ラインに乗り、帰途に就きました。
川崎の散策は、人工砂浜、海面下の道から標高約30mの夢見ヶ崎まで、変化に富んでいて、充実していました。始終良い天気で、良い眺めでした。いくつもの線路を跨ぎ、鉄分も豊富でした。