2021年2月11日木曜日

足柄峠のハイキング

2月11日(木)建国記念日の未明、眠かったけど、起床し、ザックにカメラ等を詰めて、出発。

電車を乗り継ぎました。神奈川県の小田急線と静岡県のJR御殿場線に「足柄駅」が有りますが、JR御殿場線の足柄駅で下車。

8時20分頃、「足柄古道・銚子ヶ淵コース」を歩き始めました。静かな沢沿いの道を緩やかに登り、金太郎さんゆかりの「頼光対面の滝」や「銚子ヶ渕」を見物、いずれも良い景色でした。

この先が通行止めで、歩きでも行っちゃいけない感じがしました。傍らに別の車が通れる道、違う方向でしたが、そっちへ行ってみました。やがて、道が無くなりましたが、沢を横切る微かな踏み跡が見受けられ、たどりました。踏み跡が分からなくなり、辺りは急斜面。でも、ここを攀じ登れば、尾根に上がれそうでした。動物のように四つん這いで攀じ登ると、杉林の尾根。林業のためときどき、人が通っているのかもしれません。歩きやすい尾根を緩やかに登ると、電線とガードレールが見えてきて、峠の道路です。道路との間に段差も無く、そのまま道路に出ました。

とても良い天気で、富士山の絶景でした。古くからの峠道ということで、辺りにはモニュメントがたくさん。バイクや自転車が行き交っていました。

足柄峠は標高759m。足柄峠、関所跡、聖天宮、足柄城跡等を巡りました。家族連れの子供達も来ていて、賑わっていました。足柄明神社に寄り、石の祠と顔がユニークな白馬像を拝みました。これから登る矢倉岳がよく見えました。静岡県と神奈川県の県境を跨ぎ、足柄万葉公園にちょっとだけ入りました。

この公園の際より登山道に入りました。長く下り、ようやく鞍部に来ました。良い天気で、登山客が多く、擦れ違うとき、ちょっと鬱陶しかった。矢倉岳の登りは段差の大きな階段で、堪えましたが、登りはちょっとだけでした。

PM1時過ぎ、標高870mの矢倉岳頂上に到着。立派な祠が有ります。富士山、箱根山、相模湾等、素晴らしい眺めでした。ローソンで買ったおにぎりのランチを食べました。

この後、山北の方へ下ることにしました。矢倉岳の頂上部は霜柱が融けた後で、融けたチョコレートのような反力の無い下り。踏ん張っても足下が滑り、おっかなかった。小さい歩幅で慎重に下りました。

酒水の滝を指す標識が頻繁に有り、これに従いました。所々に登りが有りましたが、全般的に歩きやすい道でした。1つの小ピークである浜居場(はまいば)城跡を過ぎました。「21世紀の森」という所に神奈川県の「市町村の木樹木園」が有ります。県の税金を使っちゃったようです。酒水の滝はここから90分だそうで、そっちへ行く時間は有りませんでした。

スマホでの地図を見て、麓に下る細い道に入りました。緩やかに下っていると、2頭の鹿が走り去り、速かった。この道は枯れ葉等に覆われていましたが、コンクリートの舗装、縁石、石積みが有り、手厚い整備がされていました。旧道なのでしょう。

酒匂川沿いに下り、山北の河村城跡に向かいました。

こんもりとした山で、私は既に疲れていましたが、頑張って、登城しました。山を造成し、城が築かれたそうで、頂部は広い平地が広がっています。河村城は平安時代末期に藤原氏の一族がここを領有し、「河村」と名乗ったことに始まるそうです。山北は山に囲まれていますが、相模と駿河の間に位置し、東西に交通路が通っており、重要な地だったのでしょう。今、ここからは東名高速道路が見えます。箱根山、相模湾、山北の町等、眺めの良い城跡です。隣に浅間山が有り、行こうとしましたが、頂上への道が無く、暗くなり始めていましたので、止めました。

しばらく歩いて、ようやく、山北駅に到着。

乗り換え駅の松田、新松田の近くで「麺屋三男坊」に寄り、夕飯を食べました。どれもおいしいお店でした。20時で閉まっちゃいますからね。





















































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