まだ寒い3月の土曜日、江戸川沿いの市川市の散策に出掛けました。
京成本線の国府台(こうのだい)で下車し、江戸川沿いへ行き、江戸川沿いをしばらく歩きました。こんもりとした茂みが見えてきました。
国府台城址であり、里見公園です。江戸川沿いの崖下に羅漢の井戸が有ります。階段を上がり、高台に上がりました。小振りな古民家が建っています。北原白秋さんが住んでいた「紫烟草舎」(しえんそうしゃ)を移築したものだそうです。
高台は広々としており、池や噴水が有ります。良い天気で、噴水が綺麗でした。桜やバラがたくさん植わっており、咲いたら、綺麗だろうと思いました。噴水の辺りは城址の雰囲気は有りません。所々に梅が咲いていました。
良い天気で、高台から江戸川側の眺めが素晴らしかった。正面がスカイツリーで、東京タワーや新宿のビルも微かに見えました。うっすらと富士山も。
国府台城は要衝であったため、争奪戦が繰り返されたそうで、主に千葉氏、里見氏、北条氏の城であったそうです。
公園の北東側が史跡らしい雰囲気でした。いくつも丘が有り、その1つに市川市最高標高地点と表記されていました。標高30.1mだそうです。もう1つの丘に石棺が有り、そこは前方後円墳の明戸(あけど)古墳だそうです。古代のものを間近で見学できました。滝の有る池も有ります
いろいろと見所が有る公園です。
起伏有る園内で学生がランニングしていました。
里美公園に食い込むように隣接している総寧寺は元は関宿に有って、享保12年(1727年)に徳川吉宗公によりここへ移設されたそうです。お寺では法要中だったので、ここはお参りしませんでした。その北側に国府台天満宮が有り、お参りしました。小さな神社だけど、良い感じでした。
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