2018年3月25日日曜日

逗子、横須賀、葉山の登山

3月の土曜日、ちゃんとしようと、早起きして、登山靴を履いて、京急線に乗って、逗子市の神武寺で下車。
京急逗子線の線路沿いのちょっと鉄分が多い道を歩きました。気になっていた山上に有るお寺、神武寺に向かいました。曲がりました。逗子中学校沿いはまだ平坦。老人ホームの辺りから緩やかな山道となりました。なるほど、苔が多いもののけっぽい道ですね。階段登りをちょいと頑張ったら、お寺に着きました。ここにトイレが有ります。
石段を上り、山門を潜りました。薬師堂にお参りしました。お寺についてはウィキペディアをご覧ください。古刹のようです。薬師堂の中はよく見えませんでした。傍らに立派な宝珠が載ったお堂が有ります。こちらは立ち入り禁止区域だそうで、ミステリアスなお寺です。大きななんじゃもんじゃの木が名木とされています。「なんじゃもんじゃ」は樹種ではなく、この木は「ホルトノキ」だそうです。他の木も大きいよ。
奥に神武寺山の頂上が有ります。急な道を登りました。雨後であり、滑りやすい道でした。下るのはタイヘンだろうと思いました。頂上は標高134mだそうです。頂上は先客がいらっしゃいましたので、私は長居しませんでした。
次の鷹取山へ向かいました。凝灰岩の岩が滑りそうで、注意しながら、歩きました。岩も土も木の根も滑りやすかった。尾根の道で、ちょっとだけ鎖付き岩場が有り、鷹取山の近くで下りが有りました。
ここに来て、知らなかったので、びっくりしました。千葉県の鋸山と同様の石切り場跡なんですね。切り取られた絶壁があちこちに有ります。岩登り禁止と掲示されていますが、大勢がロッククライミングをしていました。取り敢えず、階段を上り、頂上へ。頂上に展望台が有ります。標高は139mで、逗子市と横須賀市に跨っています。横浜等の景色や鷹取山の景色をしばらく眺めました。
石切り場の道はしばらく続き、こっちはラピュタっぽいですね。横須賀市の掲示を見ると、ただし書きが有って、一定の条件で岩登りが許されているようです。皆さんが違反者じゃなくて、ほっとしました。道沿いに磨崖仏がいらっしゃいます。これは古代遺跡ではなく、昭和30年代に彫刻家が製作したものだそうです。石切り場跡には行き止まりも有り、ダンジョンです。
その次、二子山に行こうとしました。神武寺・鷹取山ハイキングコースと二子山ハイキングコースは別のもの。一旦住宅街へ下りました。スマホの地図を見ながら、京急田浦駅前を歩き、「逗子アーデンヒル」の住宅街へ行きました。
「アーデンヒルつどいの広場」脇の道を緩やかに上ると、登山道が有ります。ここは最初が急登です。頑張って登ったら、緩やかな登りになりました。二子山は大自然という感じがしました。
やがて、電波塔が見えて、二子山の頂上に着きました。二子山の双耳峰は逗子市と葉山町に跨っており、この最高峰は標高207.6m。木製の展望台が有り、しばし景色を眺めました。
もう1つの峰にもチャレンジ。ちょっと下って、ちょっと登り、着きました。こっちは下二子山で、標高が207m。こっちは眺望が有りません。
地図の下二子山前後の道が実線ではなく、鎖線であり、不安でしたが、そのまま西へ進みました。グランドからの声が近付いてきました。南郷上ノ山公園と南郷中学校がすぐ近くです。でもそっちへの道が有りません。小ピークの手前で左に赤いテープが2つ有り、そちらに下りました。そこから道が消えました。地図には有る道なので、大丈夫だろうと考え、樹木が繁茂する急斜面を滑らぬよう、ゆっくり下りました。
やがて、傾斜が緩やかになりました。水滴の滴りが有り、次いで、水溜まりでちょろちょろ湧水が有り、沢が始まりました。しばらくこの沢を歩きました。深さは無く、靴下が濡れることは有りませんでした。沢沿いに平坦な部分が見られるようになり、そっちを歩きました。藪であったり、ずぶずぶの湿地でした。この辺りの緩やかな所で3回滑り転びました。
ついに、田んぼに出ました。タイワンリスとアライグマの調査用のかごが設置されていました。
沢が注ぐ森戸川には橋が架かっており、安心。
ここは葉山町の長柄。スマホの地図を見ながら、逗子まで約3km。最高に良い陽気でした。ちょっと長い桜山隧道を通ると、逗子です。新逗子より京急逗子線で帰途つきました。
快特が混んでおり、座りたかったので、のんびり各駅停車で品川に向かいました。


















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