2016年10月、散策で伊豆へ行き、この世界遺産 韮山反射炉を見学しました。
韮山代官の江川英龍公が築造を開始し、彼の死後、息子の江川英敏公が安政4年(1857年)に完成させました。
4炉有り、4本の煙突は高さが15.7mだそうです。鉄等を高温で熔かし、鋳固め、大砲を作っていたそうです。
周囲に韮山古川の清流が流れています。これも大砲作りに必要だったもので、世界遺産の一部となっているそうです。ここで鋳固めた砲身は内部の空洞が有りませんでした。川の水を引き、落差による水力により錐で空洞をくり貫いていたそうです。敷地の奥に引いた水路からの滝が有ります。
韮山反射炉はとても綺麗な状態で遺されています。平日でしたが、バスが次々と来ており、観光客が多かった。ガイドのおじさんが詳しく説明していました。
2015年(平成27年)に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」として世界遺産に登録されました。私は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の他の遺産へ訪問済みであったので、私の訪問済み世界遺産数は増えませんでした。
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