10月29日(木)、休暇を頂き、西武電車で山へ向かいました。西武秩父線の電車が賑わっていました。西武鉄道のハイキングのイベントをやっていたようです。木曜日でしたけど。
正丸駅で下車。のんびりしてしまい、歩き始めたのは、10時50分。国道299号線あじさい街道をゆるやかに上がりました。国道の正丸トンネル手前で旧道である林道苅場坂峠線に入りました。標高818mの刈場坂峠へ向かい、傾斜の有る林道を頑張って登りました。途中、錦之宮高麗宮という怪しい所が有ります。多くの神様、仏様、キリスト様、歴史上の偉人が祀られており、織田信長公、平清盛公、平将門公が並んでいました。
ここは高麗川の源流域であり、渓流が綺麗です。モニュメントが有り、源流と刈場坂峠へ直登する道が有るようで、そっちへ行きました。地図には書かれておらず、沢沿いをよじ登る険しい道です。踏み跡をたどりました。源流はどうってこと無く、水が染みている箇所がここかなと思い、通り過ぎました。源流を過ぎると、少し緩やかになり、刈場坂峠に上がりました。
刈場坂峠は林道の三叉路となっています。良い天気でした。ハイキングの人とサイクリングの人が来ていました。林道と登山道を交互に歩き、つつじ山、丸山、檥(ぶな)峠、飯盛(めしもり)山、飯盛(いいもり)峠を巡りました。飯盛山は2つ有るようで、要注意です。
PM3時を過ぎちゃいましたが、本日の目的地、城跡である標高466mの大築(おおづく)山へ向かいました。所々に標識が有り、道をしばらく下りました。この辺りはロームの赤土がチョコレートケーキのようなむき出しで、つるつるぬるぬるしており、滑りやすかった。大築山頂上は広がりの有る平坦地で、本郭だったそうです。説明によると、安土桃山時代の頃、上田朝直(ともなお)公がここの北側に位置する慈光寺を攻略するために築城したとのこと。空堀と思われる地形が見られました。
暗くなってきており、下りました。集落へ下ると、越生梅林を指す標識が有りました。日没となりましたが、なんと、明るい満月が現れました。林道山入線には街灯が有り、ライト無しで歩けました。月夜の下、延々と歩きました。越生の道は慣れています。PM6時半、越生駅へ到着。
歩き応えの有るハイキングでした。林道があちこちで傷んでいました。良い天気で快適でしたが、眺望はどうってこと無かった。行きたい所は行けたので、満足。マムシグサが毒々しく鮮やかでした。
帰途の途中の坂戸で夕飯を食べました。越生でおみおやげに買った大福、「千代田区岩本町」と書いてありました。ヤマザキパンの大福でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿