2019年1月26日土曜日

美しいモスク

観光・遊ぶ > 寺・神社 東京ジャーミイ (トウキョウジャーミイ)
代々木上原駅から歩いて数分の所に「東京ジャーミー」というモスクが有ります。
1917年(大正6年)にロシア革命が起き、ロシア帝国に住んでいたイスラム教徒、トルコ民族の大勢が同国外へ避難、日本にもその一部が移住してきたそうです。そのうちの東京に居住したイスラム教徒がこの代々木の地に木造の礼拝堂を建設、1936年(昭和13年)に完成しました。初代の建物は長く親しまれてきたそうですが、老朽化のため、1984年(昭和59年)に閉鎖、1986年(昭和61年)に取り壊されました。
その後、今の2代目の建物が建設され、2000年(平成12年)6月に開堂。施工したのは鹿島建設であり、トルコからの資材が取り寄せられ、トルコからの建築家や職人により仕上げられました。
敷地はトルコ政府が所有。駐日トルコ共和国大使館が運営しており、光熱費等はトルコ政府が負担しているそうです。2003年(平成15年)に「宗教法人東京・トルコディヤーナト・ジャーミイ」の設立が認可されました。
2階が礼拝堂です。外も中も美しい建物です。礼拝堂はいくつものドーム屋根で構成されています。イスラム教は偶像が有りません。礼拝堂内には特にシンボル等も有りません。礼拝堂の正面がメッカの方角だそうです。実際にお祈りされている信者がいらっしゃいます。女性はスカーフ等の着用が必要です。
現在、別棟でトルコ文化センターが建設中であり、まもなくそれがオープンするそうです。

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