2017年10月10日火曜日

パラオのオプショナルツアー、良かった

観光 > 自然・景勝地 > 滝・河川・湖 ガラスマオの滝  (Ngardmau Waterfalls)
パラオ旅行の最終日、ジェリーフィッシュレイクへのオプショナルツアーに行くつもりでした。ところが、2017年の高温のため、このレイクのジェリーフィッシュ(クラゲ)が絶滅しかけたとのこと。ジェリーフィッシュは僅かに生きており、いずれ復活するであろうとのこと。ツアーは有りませんでした。
現地旅行業者のベラウツアーに電話し、別の「ガラスマオの滝半日ツアー」について相談しました。前日の電話だったけど、予約可能とのこと。ただし、最少催行人数が2名であり、1人の場合は、2人分120ドル必要とのこと。このパラオには休暇取得等、来るのがタイヘン。ケチらず、即断、予約しました。
当日、準備として水着、タオル、デジカメ、ミネラルウォーターを用意しました。サンダルとスキューバーダイビング用のブーツも用意しました。
12時30分頃、ホテルにピックアップの車が来ました。約束されていませんでしたが、ガイドさんは日本人でした。このツアーは「ドルフィンズパシフィック」によるものでした。
車でしばらく走りました。コロール島より「日本・パラオ友好の橋」である「KB橋」を渡り、バベルダオブ島へ。コロール島等は小さな島ですが、バベルダオブ島は山が有る大きな島で、パラオの陸地の70%を占めています。米国が建設した「コンパクトロード」という道路が1周しており、1周約85kmだそうです。バベルダオブ島もしばらく走りました。日本統治時代の遺構が有ります。
滝への入口に着きました。休憩用の小屋やトイレが有ります。ガラスマオ州が管理しているそうです。ここの州は最小の自治体であり、日本の町役場のようなものです。
スキューバーダイビング用ブーツを履き、滝に向かいました。滝までは下りです。道は十分整備されており、安全でした。
複線のレールが残っています。近くにボーキサイトの鉱山が有って、それを港まで運ぶための鉄道だったそうです。放置状態だそうですが、機関車も残っているそうです。モノレールのレールも通っています。モノレールは現役のようですが、営業している期間が限られているようです。
見晴らしの良い所に至り、前方に滝が見えました。木で押さえられた長い階段を下りました。
渓谷の沢沿いに着きました。水量豊富な沢でした。沢は一枚の岩を流れており、ここもナメ状の滝とも言えそうです。
しばらく進むと、小さな揺れない吊橋を渡りました。ここに先程の沢とこの先の滝から2本の流れが来ており、1つの川となっていました。この下流は海であり、この吊橋辺りまで海水が来ているそうです。大きなウナギが棲んでいるそうです。
吊橋を渡った所が滝の前でした。落差30m、幅37mだそうです。立派な滝。
滝の下まで行けました。滝下は水深が30cm前後。石がゴロゴロしており、ちょっと歩きにくかった。水が30m上から落ちてきているので、滝に当たるとわりと痛かった。
帰りは登りです。でも、私にはどうってこと無かった。
ガイドさんは若かったけど、パラオの地理、歴史、動植物等、いろいろ教えてもらい、楽しかった。立派な滝で、途中の線路、渓流、吊り橋からの眺め等、楽しめました。素晴らしい散策でした。




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