2021年8月7日土曜日

合角ダムへ

8月7日(土)、早起きしました。台風が接近中でしたが、正午までは大丈夫だろうと予測し、出掛けました。

早朝の主に西武の電車を乗り継ぎ、西武秩父駅より西武観光バスで概ね北西へ走り、終点の小鹿野町の「栗尾」(くりお)のバス停で下車。

緩やかな上りの岩殿沢沿いの宗教色の濃い道路を歩きました。光珠院(こうじゅいん)の「たらちね観音」様はおっぱいが綺麗でした。地蔵寺では山が無数の水子供養のお地蔵様で覆われています。それぞれに造花と風車が備えられ、カラフルでした。

秩父札所31番の「観音院」に近付きました。ボロい仁王門に2体の大きな石の仁王像がいらっしゃり、その向こうに階段が見えました。続く階段を頑張って上りました。

汗ダラダラで、山の中腹の観音院本堂に到着。お参りしました。凄い空間です。崖に囲まれ、大きな岩窟に本堂が入り込んでいます。屋根の上に岩が張り出しています。傍らに聖浄の滝が有り、水量は僅かでしたが、滝壺の鯉が元気でした。

西の奥の院は通行止めで、東の奥の院へ階段を上りました。観音院を見渡せました。崖上の岩窟に無数の石仏様が見えました。あの石仏様はどうやって、高い崖にいらっしゃるのだろう?ここからそそり立つ観音山が見えました。

その観音山へ登りました。よく整備された階段状の道で、安全でした。標高698.2mの頂上は植物のせいで、見晴らしはイマイチでした。葉が落ちる冬に来れば良かったね。

合角ダムへ向かいました。「合角」は「かっかく」ですが、「ごうかく」と読めるので、ここのダムカードが受験生に人気だそうです。途中で1か所、見晴らし良い所が有り、素晴らしい景色でした。この道はあまり使われていないようで、植物が茂って、道が分かりにくかった。

湖畔に下り、合角漣(かっかくさざなみ)大橋を歩きました。良い景色でした。吉田川のダムで、ダムは秩父市ですが、人造湖は秩父市と小鹿野町に跨っています。

「昭和トンネル」と「倉尾橋」を歩くと、合角ダムに到着しました。コロナ渦のため、ダムカードは配布していませんでしたが、お店が営業中でした。お昼、「そば処合角」へ寄りました。ここの手打ちの「二八そば」だそうです。水が良いと思いました。よく引き締まっていて、蕎麦の香りがおいしかった。

この人造湖に当時の埼玉県知事の土屋氏による「西秩父桃湖」の名が刻まれています。土屋氏の長女が桃子さんだそうで、この名称は埼玉県政の汚点だとのこと。

ダム下の「吉田元気村」へ寄りました。小振りな合角ダムとその人造湖ですが、観光資源として活かされているようです。ここは宿泊施設、キャンプ場、体育館、お風呂、食堂、売店、バス停等が有ります。ダムカレーも有るようでしたが、食堂は15時までで、私はタイミングが合いませんでした。

「元気風呂」へ寄りました。私の入浴料は500円。ちょっと不便な温浴施設で、それが味が有ると感じました。洗い場のお湯は温度が不安定でした。しばらくのんびりし、足の疲れをほぐしました。温泉じゃないそうです。でも、水が良いのかな。良い湯でした。

17:00発の西武観光バスで帰途に就きました。このバスは放送で若干の観光案内が有り、乗っているだけで観光になりました。

西武秩父駅前で「そば禅」というお店が営業中で、夕飯に寄りました。お酒の提供は一切有りませんでした。ホルモン焼きとつけ麺定食を頂きました。1人でお酒無しで食べていると、孤独のグルメっぽいかな。おいしい夕飯で、ラッキーでした。






































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