2022年5月28日土曜日

あまり知られていないと思います。

観光・遊ぶ > 寺・神社 鳥居観音 (トリイカンノン)

ハイキングの終盤、この鳥居観音様へ向かいました。金比羅山の金比羅神社跡からの道は摩擦力が効きづらい急坂で、倒木も有り、危ない感じがしました。

近付き、白亜の何かが見えて、凄い感じがしました。おっかない階段を下ると、玄奘三蔵塔(げんじょうさんぞうとう)の前でした。

玄奘三蔵塔は3層の塔です。北に救世(ぐぜ)大観音様、梵天様、帝釈天様が立っており、納経塔が建っています。南東側にはユニバーサルスタジオのような平和観音様がいらっしゃいます。

この白雲山鳥居観音様は平沼彌太郎氏がその母の遺言を受け、この名栗の山中で30年かけて、作ったいくつもの建造物やお仏様です。平沼彌太郎氏は旧名栗村の林業家で、飯能銀行会長、埼玉銀行頭取、名栗村長、参議院議員、参議院大蔵委員長などを務められ、彫刻家としてここのお仏様を彫られたそうです。

緑豊かな山腹に大観音様や綺麗な建造物が立っており、素敵な景色でした。

救世大観音様の所へ行きました。拝観料は200円でした。開いている日は限られているようです。足下はお堂となっており、多くのお仏様がいらっしゃいます。螺旋階段を上りました。お堂と観音様の胎内を上り、頂部はハシゴです。小さな鉄扉を開け、観音様の後頭部に出ました。名栗川(入間川)沿いが見張らせました。それぞれのお仏様へお参りしました。

大観音様への道はここで行き止まりとなっています。歩行者用の道を下りました。歩行者用は歩きで上り約40分、自動車用の車道は有料で、車で約5分だそうです。それぞれで見える建造物が違っています。

埼玉の人は奥ゆかしいので、素晴らしい所なのに、あまり知られていないと思います。観光地としても魅力的だと思いました。

山麓に本堂が有ります。

連慶(れんけい)橋を渡り、連慶橋のバス停より国際興業バスで帰りました。

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