観光・遊ぶ > 名所・史跡 鉢形城跡 (ハチガタジョウセキ)
寄居町の散策で鉢形城へ行きました。
山内(やまのうち)上杉家の家臣であった長尾景春(かげはる)公が主君への反乱のため文明8年(1476年)に築いたのがこの鉢形城の始まりだそうです。その後、北条氏邦公が整備拡張したとのこと。
とても広さが有り、複雑だと感じました。建造物が残っておらず、地形だけが残っています。分かりにくいけど、辿(たど)っていくのが楽しかった。
たくさんの曲輪(くるわ)が有ります。本曲輪の奥が二の曲輪です。二の曲輪に井戸跡が有り、観光用の引橋と門が有ります。二の曲輪が城山稲荷神社に繋がっています。
その奥に三の曲輪と大手が有ります。三の曲輪が諏訪神社に繋がっています。その最奥をなんと、JR八高線の鉄路が横切っています。
この八高線は古代の道に沿ったものと私は考えています。鉢形城は1476年に始まったとされていますが、そこにもっと古い古代からの道が有ったのだろうと想像しました。
荒川と深沢川に挟まれた敵の攻撃を防ぐのに適した要害の地です。深沢川の緩やかで緑豊かな谷を渡り、鉢形城歴史館へ行きました。立派な施設ですが、残念ながら休館中でした。
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