2020年8月1日土曜日

戸倉の山その1

8月1日(土)、東京都内のハイキングをということで、JRで八王子へ。西東京バスに乗り、以前に仕事で関わった川口を走り、今熊山登山口で下車。晴れました。予定していなかった暑さ。
新多摩変電所に寄りました。植栽が施されており、美しい変電所です。今熊神社遥拝殿へお参りしました。鳥居の向こうに長そうな階段が見えて、頂上への参道ですね。登り始めました。1つの石の段が高く、杉並木となっており、見晴らしが良かった。中腹の天狗岩からは素晴らしい眺め。曇り気味でしたが、長雨で空気が澄んでいたようで、遠くまで良く見えました。東京都庁やスカイツリーのシルエットが容易に判り、大東京全てが視野に入っていました。
次々に続く石段を登りました。石段と石垣が私にはお城と思えましたが、インターネットでは城跡の情報は見当たりませんでした。今熊山頂上は標高505.7m、鉄筋コンクリート造の今熊神社が有り、ここでもお参りしました。登山客は他に数人見掛けました。
次の山へ向かいました。近くに菱光石灰工業の採石場が有ります。サイレンが鳴り、ドンと1発音が鳴りました。発破したんですね。採石場が良く見える所が1か所有りました。埼玉県の武甲山にそっくりな景色でした。ややアップダウンが有り、まき道も有る道を登り、標高648mの小ピーク1つを登りました。小さく豆佐嵐山と書かれています。「ずさわらしさん」と読むそうです。木が立ち枯れていて、見晴らし良い所を通りましたが、頂上はまだ先のよう。ここが八王子市とあきる野市の境界線。カーブミラーが立つ林道が近くに見え、車が走れるようです。ヒグラシのカナカナが響いていました。
あきる野市の刈寄山に登りました。687.1m。大した高低差ではないのに、運動不足の私は疲れました。しばらく休みました。
標識を見て、沢戸橋への道を下りましたが、この道が酷かった。斜面のグリップが効かないたくさんの浮き石、小枝、木の根が雨と泥で滑りっ放しでした。途中ちょっとだけ雨が降り、雨具を着ました。高さ4mくらいの岩場が有り、苔に覆われており、タイヘンでした。岩の下が両側とも切れ落ちており、ここで滑るわけにいきませんでした。地図を見ながら、尾根の部分を下ったのですが、道を間違えたのかな。踏み跡が有りませんでした。下の方は壁のような所で、ズリズリ下りました。私の下ったのは国土地理院の地図に描かれている道のとおりでした。でも、皆さんはこのちょっと横の道を歩いているようです。下った所に綺麗な刈寄川が流れており、丸木橋が架かっています。川の水でドロドロになった腕や顔を洗いました。ややヌルヌルする水で、アルカリ性かな。ここは石灰石の山。
林道をしばらく歩きました。檜原街道の旧道に出て、西東京バスで帰途に就きました。帰りの西東京バスとJR五日市線、わりと混雑していました。他県に行っちゃいけない時期ですからね。上出来の天気でした。途中2回雨が降りましたが、もう、梅雨の雨じゃなく、夏の雨だと感じました。関東は梅雨が明けたようです。心地良い疲労を感じました。






























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