2020年11月14日土曜日

上総の渓谷と隧道へ

11月14日(土)、千葉県の散策に出掛けました。

JR内房線の五井駅より小湊鐵道のディーゼルカーに乗りました。立派なカメラを持った撮り鉄の乗客が多かった。ようやく、養老渓谷駅に到着。小湊鉄道線の養老渓谷~上総中野は未だに復旧していませんでした。駅前には鮮やかなモミジ。

10時頃、歩き始めました。この辺りは暇なときに何度も地図を眺めていたエリアです。方向感覚がばっちり働きました。

法林(ほうりん)寺へお参りしました。「南総里見八犬伝」のモデルである里美種姫様のお墓が有ります。

赤い宝衛(ほうえい)橋が見えてきて、見上げると隣のアーチの渓谷橋が見えました。養老渓谷の景観が素晴らしい。白鳥橋という吊り橋を渡り、県道に出ました。

傍らの養老川に鮮やかな赤い観音橋が架かっています。2連の太鼓橋で、ちょっと歩きにくかった。立國(りっこく)寺へ向かいました。急な階段や坂道で、本堂まではタイヘンでした。金色の出世観音様がいらっしゃいます。本堂と観音様へお参りしました。参道に有り難いお言葉が掲げられており、勉強になりました。

この辺りは「養老温泉郷」であり、温泉宿や軽食のお店等が並んでいます。県道と養老川との間にちょっと山が有り、そこを「共栄(きょうえい)・向山(むこうやま)トンネル」が通っています。向山トンネルが素掘りの鋭角の三角断面で、共栄トンネルが鋼製の半円筒断面。この2つが繋がっており、断面が2階建てに見えます。既に有名になっているようで、観光客が何組も来ていました。

この道は「房総ふれあいの道」だそうです。もう1つトンネルを通りました。のどかな道をしばらく歩きました。

夕木(ゆうき)川沿いに来ました。小断面の素掘りのトンネルが連なっています。地層をくり抜いたもので、素晴らしいマーブル模様となっています。ファンタジーのような幻想的な景色でした。

夕木川から離れ、高台に上がりました。バス停の有る筒森に来ました。御筒神社へお参りしました。

国道465号線を少々歩きました。南に見えた石尊山(せきそんさん)に向かいました。標高347.8mまで頑張って登りました。石尊山頂上には鉄塔がいくつも立っており、期待したのですが、眺望は無く、残念でした。三角点が有り、祠が3つ有ります。1つは高さ2mくらい有る大きな祠です。祠の正面に嫌な階段が有ります。急で、幅狭で、滑りやすい軟岩で、靴の摩擦が効かず、タイヘンでした。登山道は枯れ枝が積もっており、ちょっと荒れている感じでした。

国道465号線に出ました。ここはバスが通っているようですが、時間が有ったので、ずーっと歩きました。保育園、小学校、中学校が有る坂畑を歩き、PM4時頃、上総亀山駅に到着。

バスの方が早く帰られそうだったので、「亀山藤林大橋」のバス停へ移動。日東交通の高速バス「カピーナ」号に乗りました。

とても良い天気で、紅葉が綺麗でした。今回、養老渓谷の滝には行きませんでしたが、随所の渓谷、橋、トンネルを堪能しました。石尊山は眺望が有りませんでしたが、まだ知らぬ低山の登山も良かった。

なお、寒い時季だったので、ヤマビルとは遭遇しませんでしたが、この辺りは温かいときはヤマビルが多いそうです。ヤマビルについては現地へお問い合わせください。

良い天気の行楽日和で、人出が多かったみたい。袖ヶ浦市のイルミネーションが綺麗な「東京ドイツ村」で大勢が乗車してきました。途中、所々、渋滞しており、あまり高速ではありませんでした。

帰途の途中、乗り換え駅の錦糸町駅で下車。串かつじゃんじゃんに寄り、夕食にしました。このお店、食べ物がどれもおいしかった。
















































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