2023年2月11日土曜日

三ツ境から

境川が相模と武蔵の境、相武国境と思っていましたが、片瀬江ノ島の境川は両側が藤沢市であり、その藤沢市も東側の鎌倉市も相模であり、ここは国境ではありません。横浜市の中央の尾根が相武国境であることを最近知りました。

建国記念日の2月11日(土)は、相鉄本線の三ツ境(みつきょう)駅で下車、歩き始めました。ここはかつては二俣川村、都岡(つおか)村、中川村の3村境で、今は瀬谷区と旭区の2区境です。瀬谷区が相模で、旭区は武蔵だそうです。

境界らしきものは見当たらず、スマホで国土地理院の地図を見ながら、上り下りして、歩きました。瀬谷区の長屋門公園では農家に雛飾りが飾られており、素敵でした。神明台のゴミ処分地を過ぎ、小っちゃな相武国境之道碑を見て、境界から離れました。

万騎が原(まきがはら)を見下ろし、畠山重忠公・二俣川古戦場の史跡を巡りました。菅谷館より鎌倉道をやってきた畠山勢が鎌倉へ入ろうとするここでやられたことを、その場へ行き、実感しました。それぞれの史跡の説明文が素晴らしく、この散策が1つの歴史ドラマを鑑賞したような感じがしました。

終盤、しばらく歩き、夜景の境木(さかいぎ)地蔵尊へお参りしました。ここは保土ヶ谷区境木本町であり、旧東海道の向こう側は戸塚区平戸です。バスで帰途に就きました。



























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