2018年12月24日月曜日

茂原から上総牛久へ

いわゆる京都の清水の舞台のような懸崖(けんがい)造り、崖造り、舞台造りと呼ばれる崖沿いや岩上に骨組みを組んで、床を支える建造物が我が国にはわりと多数有ります。千葉県にも数か所有ります。それぞれ交通が不便な場所であり、散策をということで私はそういう所を訪れています。
千葉県長生郡長南町に笠森観音という天台宗のお寺が有り、崖造りの建造物が有ります。
寒い休日の日、茂原駅から延々と歩いて行ってみました。途中、圏央道の茂原長南IC付近で道が行き止まりとなっており、石神神社まで約1.5km戻りました。寄り道もしたので、茂原駅から笠森観音まで5時間要しました。
笠森寺の丘の上の大岩の上に崖造りの木造の観音堂が聳えています。スリッパに履き替え、急な木の階段を上りました。階段の上の観音堂の所で拝観料を徴収しており、200円でした。観音堂からはちょっと恐い感じの高度感が有りました。観音様にお参りしました。有り難く素晴らしい日本の建造物です。
周囲にはたくさんの巨木が茂っており、鬱蒼としていました。観音堂より下りて、観音堂の右奥へ進みました。尾根の上の道が延びています。いわゆるヤセ尾根で、気を付けて歩きました。鉄製のしょぼい展望台が立っています。でも、この展望台も良かった。房総半島の山並み、広い墓苑、観音堂等の素晴らしい景色でした。






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