2021年8月22日日曜日

綺麗で快適でした。

交通 > 乗り物 橘丸 (タチバナマル)

8月、八丈島へ東海汽船の橘丸で往復しました。

竹芝桟橋には大型船2艘が停泊しており、照明に照らされ、輝いてました。

22:10頃、検温を受け、乗船開始しました。出航の5分前にドラの音が鳴りました。22:30に出航しましたが、気付きませんでした。

この船は、2014年(平成26年)に就航開始した東海汽船の「橘丸」。黄色と緑の派手なカラーリング、賛否両論有るようですが、私は好きです。1935年(昭和10年)に就航した先代の「橘丸」を基にした配色だそうです。

とても綺麗でピカピカでした。2階から6階までが乗客が使えるようになっています。船ですが、エレベーターが有ります。私の席は2等和室で、和室と言っても、畳じゃなく、カーペットの桟敷です。1人のスペースが決められていましたが、乗客は少なく、室内はガラガラ。船内には柳原良平さんのアンクルトリスのイラストがあちこちに描かれています。柳原さんは船好きだったそうで、東海汽船の名誉船長だそうです。5階と6階に吹きさらしの甲板が有ります。

出航直後、赤い東京タワー、紫色のスカイツリー、紫色のレインボーブリッジ等、東京の夜景を眺め、心地良い風でした。加山雄三さんの気分でした。金麦を飲んで、寝ました。

翌朝、未明に三宅島、御蔵島へ寄りました。この船、つまらないくらい揺れが僅かでした。朝食として自販機でカップの鶏南蛮そばを買いました。箸が無いなぁと思ったら、自販機の取り出し口に備え付けられていました。自販機で歯ブラシセットを買いました。

吹きさらしの甲板から雄大な八丈島が見えてきました。定刻どおり8:55、八丈島底土(そこど)港に到着。

帰りは、9:20頃、橘丸へ乗船、9:40、島民に見送れられ、出航。じーんと来ました。

帰りは日中の長い船旅、とにかくのんびりしました。御蔵島、三宅島を過ぎ、神津島や新島等が見えました。伊豆大島にも寄航しました。

船内の自販機でお酒やタバコも売られており、喫煙所が有ります。レストランが有り、朝食時、昼食時、夕食時に営業しており、夕食は18:30より開きました。メニューは洋食、そば、うどん、居酒屋メニュー等、とてもたくさん有ります。酒類の提供は有りませんでした。券売機で食券を買い、丸窓沿いの席に座りました。1,000円の「あしたばカレー」と600円の「ソーセージ盛合せ」を注文しました。店員さんはほとんど男性で、船の他の仕事と兼務なのでしょう。数分でカレーとソーセージが出ました。カレーはご飯がちょっと軟らかかった。細かな明日葉がたくさん入っていて、トロトロで、明日葉の苦味は有りませんでした。トロッとしたカレーはまあまあおいしかった。良い旅の飯でした。

夜景のレインボーブリッジをくぐり、定刻よりちょっと早く、20:35頃、竹芝に戻り、八丈島よりも南国のような蒸し暑さを感じました。船、海、島の旅を満喫しました。






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